五分で切り抜けた(12/04/28〜30)


御の字どころじゃない。上出来ですよ。


鷹3−2鴎
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012042805.html
鴎2−1鷹
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012042905.html
鴎4−3鷹
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012043005.html

公さん・鷹さんと、上位を争う相手との対戦が続いたわけだけど。何度も書いていたように、6戦をどうにかして五分で抜けてほしかった。
結果は、公さんに1勝2敗、鷹さんに2勝1敗で3勝3敗の五分。
それも、一度は1勝3敗になってからの連勝だからね。立派と言っていいでしょう。

初戦。
成瀬には何と言ったらいいか・・・摂津とのマッチアップになった以上、1点も与えてはいけないくらいの投げ合いになるのは目に見えていた。そんな中、7回1失点はエースの仕事。防御率1点台で1勝2敗・・・腐らないでほしい。
8回も行かせるべきだったかどうかは結果論かなぁ・・・今年のウチの戦い方からすれば、あそこで益田に繋ぐのはやむなし。で、益田も打たれる時はある。あっさり決勝点を取られた薮田様にはもうちょい粘ってほしかったが・・・。

2戦目。
成瀬に続いて唐川も我慢の投球を強いられたが、要所を絶った!・・・そして、完投してみせたのが何より素晴らしい。益田も中後も薮田様も休ませられた。
9回の工藤の好捕には唸らされた。あそこで追いつかれていたら、また嫌なムードになったところだけに。
角中の一発、プロ初本塁打の試合は現地で見ていたのだけど、その時とだぶる打ち方だった。バットマンとして飛躍の時に来ている・・・だからこそ怪我が心配。
角中が途中交代後病院直行とのことで、ヒーローインタビューに唐川と共に出てきたのはサブロー。みんな角中を期待してたからってあの反応は悪いわ。サブローの「今、ブー言うてなかった?」ってのが思い切りマイク拾われてましたが・・・。

3戦目。
明らかに良くない藤岡。だけど、藤岡の凄さは「悪いなりに試合を作る、試合を壊さない」こと。6回3失点はローテの仕事。ただ、QVCマリンで投げた3試合が毎回悪かった・・・というのは気になるところ。コントロールに苦しむ場面が多いんだよな。緊張なのか、マウンドが合わないのか、風が気になるのか・・・これから何度も何度も投げてもらうことになるんだから、早めに原因を掴みたいところ。
中後と益田はよく繋いだ。特に益田は初戦の失敗を引きずってなかったね。2回続けてやられないんだから大したもの。
大松のタイムリーは、よく拾ったなーという技ありの一打。スタメンで出た2試合、どっちもヒット1本。良いぞ良いぞ。
角中の状態はどうなのだろう・・・大丈夫だとしても、もう1試合くらいお休みかもね。
で、地味に今江がやばい。かつての定位置・9番に落とされても浮上の気配はなし。浦和で結果を出し、プロに順応してきた気配のある鈴木大地を上げて、根元と今江への刺激材料にしてはどうか?という気もするのだが・・・。

4月が終わり、首位・公さんに2ゲーム差、3位・鷹さんに1.5ゲーム差の2位。貯金は4。
もちろんまだまだいくらでも変わる時期だけど、大健闘ではなかろうか。
その大健闘の立役者は、藤岡・益田・中後のルーキートリオ。その中で一番を決めるなら、やはり益田かな。
今年も相変わらず打てない打線。ならば抑えるしかない。そんな中で、益田と中後が終盤を締めて薮田様に繋いでいるのは本当に大きい。
ルーキーに頼りすぎて1年で潰してはいけないけど・・・頼る場面は今後も多くなるのだろうな。内や伊藤、そして荻野忠が戻ってきてくれれば負担も減らせるのだが・・・。

9連戦の真ん中3戦は大阪で檻さん戦。
3試合、ほぼ完璧な投球を続けるグライシンガー。いまひとつ波に乗れない檻さん相手に4連勝となるか。
相手先発はフィガロ・・・今年は4連敗だけど、ロッテとしてみれば去年やられた印象しかない。
セスを見殺しにだけはしないでほしい・・・良いムードが続きますように。