表ローテの仕事(12/04/12〜15)


よくやってくれたよ、ほんとに。


檻3−1鴎
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012041204.html
鴎1−1鷹
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012041304.html
鴎4−1鷹
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012041406.html
鴎5−1鷹
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012041506.html

鷹さん3連戦の前に、まずは檻さんとの3戦目。
2安打で勝てるわけないんですよ。ペンは6回2失点、自分の仕事はしてるんだから。
打線も酷かったけど、この日目立ったのは曖昧な采配。
8回、清田に代打カナザー・・・なめてんのか。右相手なら清田よりカナザーのほうが上、という判断もよくわからんし、そもそも平野をカナザーが打てるとでも本気で思っていたのかね。それなら、一発長打のある清田のほうが良いだろうよ。結果は安定の三振。去年からやたらカナザーにチャンス与えているけど、こんな結果続きだと逆に自信なくすんじゃねーの?
そして、益田をイニングまたがせて初被弾と来た。イニングまたぎはいずれ厳しい戦いを強いられる時期になったら求めることになる可能性はあるけど、1点ビハインドという状況で行かせるべきだったのだろうか。ロサで良かったんじゃないの?・・・と思ってたら、監督は「任せられる中継ぎがなかなかいない」と言っていたらしい。じゃあ大事な場面全部益田で行く気とでも。壊れちまうぞ?

ちょっと重い気分で迎えた鷹さんとの今季初対戦。
初戦はドロー・・・
成瀬の被弾時に某タグ界隈ではまたあーだこーだ言われてましたが、あれは失投じゃないだろ・・・打ったペーニャのパワーに脱帽するしかない。
ましてや8回1失点なんだから。十分にエースの仕事ですよ。あれで文句言ってる人達は「ぼくのかんがえたさいきょうのえーす」でも妄想して浸っていてくださいよ。
そんなエースが踏ん張る中、打線は1点止まり・・・いや、相手は摂津だ、ウチの今の打線を思えば、完封されなかっただけマシかもしれない。それにしたって、もう一工夫ないものかね・・・。

2戦目。
嫌なムードになりつつあるところ、唐川が成瀬に続いて奮闘。完全試合も完封も逃したものの、無四死球完投。お見事!
打線も、多くないチャンスをしっかりモノにしてくれた。4番サブローには「結局ソレかい・・・」とため息が出てしまったものの、結果を出しちゃうんだもんなぁ。勝負強さは健在ということか。打点を挙げたのはそのサブローと、今季初スタメンの福浦・スタメン復帰の根元。勝負所の3人がきっちりやってくれたのは大きい。昇格即スタメンの角中は、去年も結果が出るまでには少し時間がかかった。せっかく上げたんだから、すぐ見切らないでほしい。

3戦目。
ここを取れたらとにかく大きい、大事な試合。先発のルーキー藤岡、前回は初黒星がついており、(オープン戦で投げているとはいえ)敵地ヤフードーム。プレッシャーのかかるタフな条件。
・・・そんなことを感じさせない内容。何なんだこのルーキーは・・・。
序盤はやや荒れ気味?という印象も、すぐに修正。過去2回の登板よりも内を攻める強気な投球。里崎欠場でマッチとの初コンビも、相性は上々だったのでは。
9回無死1,2塁となり、「1点は仕方ないかな」と思うような場面にも関わらず無失点で乗り切る、しかも最後は連続三振。最敬礼ですよ、ほんとに。
打線もよく打った。帆足を2死から攻め立てて4点を取った3回もさることながら、9回にきっちりダメ押し点取ったあたりが立派。先発を早々に降ろした後、中継ぎに苦戦して追加点取れない・・・ってのがお決まりパターンだけに。

若い表ローテ3人がそれぞれ1失点で抑え、見事に仕事をしてくれた。
今江にも当たりが戻ってきた。度々のスタメン落ちと苦しんでいた岡田も、2番に戻って息を吹き返してきた。
投手陣は本当に安定している。ならば打てれば、きっと酷い状態にはならない。
益田も中後も福岡では休めた。この3連戦、何気に大きかったのではなかろうか。
次は本拠地で鷲さん3連戦。いまひとつ波に乗れていない鷲さんだけに、ここで一気に叩きたいところ。
3戦目、中5日で田中来るんだろうか・・・。

***

どうしようかなと思ったけど一応触れとこう。
ホワイトセル・・・うーん、何というか。
すっかり悪役になってしまった感だが、バランスが崩れていたのは確か。下で調整することが、結果として良い方向に転がってくれれば。
ただ、できれば、「当たればもうけもの」的な格安外国人野手をもう1人連れてきてもいいんじゃないかとも思うんだけどね・・・他球団ならそうしてると思うんだけども。