神ピッチ(12/04/10)


「神」って表現好きじゃないし使いたくないんだけど、今回ばかりはねぇ。


鴎2−1檻
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2012/pl2012041005.html

平日とはいえ、観客数7745人・・・天気が悪かったわけでも寒かったわけでもない。それでこの人数となると、営業は頭を抱えたのではなかろうか。
それだけ、本拠地開幕シリーズを表ローテで3連敗のショックは大きかったということだろうか。

とにかく、グライシンガーに尽きる。
初回に自作自演気味の大ピンチを迎えた以外は危なげなし。2回以降は、3回に当たっている大引に2ベース打たれた以外はヒットも四死球もなし。
表ローテ3人は当然相手チームの表ローテとぶつかる可能性が高く、そうなればどうせ打線は打てないので苦しい戦いになる。そんな中、裏ローテにセスがいるというのは本当に大きいのではなかろうか。
もちろん無失点記録は途切れるものだし、相手に研究されてからが勝負だけど・・・現状を見る限り大きな穴は見当たらない。彼の場合、本当に敵は自分の体だけだったということだろうか。

打線は・・・うん、ほんとに西と相性悪いね。
まぁ、今の打線を見ていると、相性悪い相手以外でもそうそう点は取れそうにないのだけど・・・。
で、そんな中気を吐いたのが井口。技ありの先制弾に加え、8回には決勝点の引き金となる盗塁。
特に盗塁には驚いた。走る姿は、かつての盗塁王のスピード感はかけらもない。だけど、タイミングを盗み、まさに技あり。「走る野球」には足の速い選手はもちろん必要だけど、相手に警戒されないような選手が意表をつくことも大事ということか。
ホワイトセルの決勝タイムリーは唖然。なんだあの変態打ちは。簡単にクルクル回るかと思えばああいうことをやってのけるのだからこの選手はわからない。なんだかんだで打率3割近く。やはり三振は多いけど、打線に欠かせない存在になっているなぁ。

そして、結局サブローはレフトスタメン。そうなのか?本当にそれが正解なのか??
2安打したし文句ないだろ、と言われれば、まぁ打撃については、なのだけど・・・守備は、ねぇ。
DHはホワイトセルで固定、ファーストは大松をできるだけ使いたい。そもそもサブローのファースト守備は結局うやむや。それはわかるんだけど、確かに難しいんだけど。
根元スタメン落ちに騒然としたわけだけど、発熱だったそうで。うーん・・・なんだかんだで開幕後もがんばっているだけに、ここでミソがつかなければいいんだけど。
あと、工藤のエラーには「はー!?」と声が出てしまいましたが。今の立場だと、スタメンで出る可能性は薄い。それだけに、少ない出番ではきっちり仕事してもらいたいのだけど・・・。

で、水曜は雨天中止。
木曜はペンがスライドで、俊介の開幕は再び持ち越し。これって、俊介の雨男ぶりが発揮されたということか・・・?
ペンには試合を作ってもらうしかないんだけど、問題は打線・・・マクレーンって良い思い出がないなぁ。まぁ、良い思い出のある相手のほうが少ないんだけど・・・!