お前がそう思うんならそうなんだろ、お前ん中ではな


夢のない補強、こんな「経験者採用」はいらない 繰り返される外国人選手の国内移籍
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120111/bbl12011121120017-n1.htm

Yahooニュースになってたほうにブクマもしたけど、なかなか消えないであろう本体記事にリンク。
いや、しかし酷いねこの記事。
今年のロッテの補強に「夢がない」ことだけは同意するけどw、横浜のラミとジオは「夢がない」かね?
ホワイトセルとグライシンガーに「夢がない」のは、ホワイトセルは活躍したのは一昨年だけ(それも途中加入)。去年は成績を大きく落とした。グライシンガーは故障もありここ2年マトモに働いていない。それぞれの「一時の輝き」にすがっているあたりが「夢がない」と言われても仕方ない。(それでも、どうにかなってくれないか・・・とロッテファンとしては思っているけどもね)
ラミレスとジオは違う。ラミレスの実績なんて今更言うまでもないし、去年も成績が落ちたとはいえ、「4番不在」の球団に行けば堂々と4番を張れるだけのもの。ましてや横浜の場合、村田が流出して筒香が後釜と目されてはいるが、まだ頼り切るには実績が足りない。ラミの前か後ろを打てば重圧は減るだろうし、ラミから主砲の姿を学ぶこともできるだろう。ジオは怪我はありながらも、2年続けてローテに入り、試合を作る働きをしていた。とにかく先発投手の弱い横浜にしてみれば良い補強だ。
「ホールトンは別」と言っているあたり、タイトル級の活躍をした外国人選手以外は夢がないのー!><ってことなんですかね。

また、「失敗例」としてフェルナンデスやシコースキーを持ってくるあたりに唖然。
「夢のある補強」でどれだけの失敗が繰り返されてきたのか。その失敗から学習した結果が、近年の「国内球団で実績のある外国人は引く手数多」という状況に繋がっていると思うんだけど。
フェルナンデスとシコースキーは、そういう意味では「成功例」の代表と言っていいと思うんだけどな。報酬に見合った仕事はきっちりこなす。カッコいいじゃんよ。シコは西武2年目こそ故障で結果を出せなかったけど、その前年はセーブ王獲ってるんだし。それも「輝く活躍」とは言えないんですかね。

ロッテの今年の補強をクサすだけなら「いやマジその通りで」だったんだけどなぁ・・・。

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気になったので検索してみると、この筆者さん・・・アレですな。

新人投手よ、胸のすくプレーを
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110425/bbl11042519230018-n1.htm
↑コレについては「プレースタイルってもんがあるだろうよ」だし、そもそも松坂に伊藤智って球史に残るレジェンド級だべよ?

やっぱりおかしい 杉内の「18番」に異議あり
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111225/bbl11122517570000-n1.htm
↑コレはまだ言いたいことはわかるけど、永久欠番を掘り起こしたわけでもないしさぁ。21番指定してくるあたりもどうよ?

理想をお持ちなのは素晴らしいことだけれども。。。

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1つ思ったのは、(紙、ネット、など媒体は限らず)記事を書くのってまぁ難しいお仕事よね、ってこと。
主観ゼロってわけにもいかないだろうし(モノによってはそうでもないのかな?)、だからと言ってこの記事みたいに主観バリバリ、じゃあねぇ。
(僕もそうだけど)お気軽に個人ブログ書いてるのとは違うわな。まぁ、この筆者については擁護する気は起きないけどさ。
主観とか客観とかそのへんの感覚について、ライターとか編集者をやっているお友達にでも今度聞いてみよ。