蚊帳の外から見るクライマックスシリーズ(10/24)


蚊帳の外からこんばんは。ロッテファンです。

デーゲームとナイターに分かれてくれたセ・パのCS第2ステージ第4戦。
終わってみれば・・・勝ったチームの強さが際立っていた、ということか。



公9−4鷲
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2009/pl2009102401.html

ルーキー・藤原が2回KO・・・この時点で終了か、と思わされた。
ハム藤井を攻めて1点差まで詰め寄った意地はお見事ながらも、そこから交わせるムードは感じなかった・・・
そして7回に加点され、1点返した直後の8回裏にエース・岩隈が痛恨の3ラン被弾、終了・・・。

ハムは本当に強かった。
堅いリリーフ陣に、集中打で着実に点を取れる打線。
隙が無い・・・。
あらためて、2004年にプレーオフが始まって以来、今年のCSまでの6年間で出場を逃したのは1回だけ、日本シリーズ出場を果たしたのは3回・・・という強さを認識させられた。
しかも、圧倒的なまでの投高打低で12球団で一二を争う貧打だったチームが、弱点を克服するどころか12球団チーム打率トップになってしまうのだから・・・。
もしかしたら、かつての西武ライオンズ以上の黄金期になるかもしれない。

楽天は、相手が悪かったか・・・。
良いチームになったし、勢いもあった。野村監督の解任問題で、負けられない理由もあった。
でも、歯が立たなかった。これが現時点での現実なのか。
そして、来年からは野村監督ではない別の監督(ブラウンだろうけど)が指揮を執る。
球団創設以来、着実に順調に伸びてきた上昇カーブを持続できるだろうか。



兎8−2竜
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2009/cl2009102402.html

「一発の恐さ、ビッグイニングを作れる恐さ」と昨日評した巨人打線。
今日も、その恐さを存分に見せ付けてくれた。
先頭打者を出した1,3,6回、いずれも得点しているというあたりも。
東野が怪しいと見るや5回途中でスパッと降ろしたのも成功した。
もちろん、それだけ自信を持って動けるだけのリリーフ陣が控えているのが一番なのだが。
とにかく、本当に強い・・・恐ろしい強さだ。

中日は、中田の踏ん張りに期待したかったが・・・惜しみなくつぎ込んだリリーフ陣は良かっただけに。
ルーキー・伊藤を出したのには驚かされたが、若さを見せながらも立派な投球。やはり将来のエース候補か。
それにしても、3年連続でCS第2S進出は立派のひとこと。
何せ、川上・福留・ウッズと、中心選手が次々抜けているのだから。
若手も充実しているし(外野と捕手が少し弱いかな・・・?)、来年以降も期待大。



かくして、日本シリーズ日本ハム vs 巨人。
「後楽園シリーズ」となった昭和56年以来となる対決。
確実に言えるのは、文句なしで両リーグを代表するチーム同士の対決になったということ。

まずは、本当に強いチーム同士の頂上決戦を楽しませてもらおうと思います。

蚊帳の外から見るクライマックスシリーズ(10/21)
蚊帳の外から見るクライマックスシリーズ(10/22)
蚊帳の外から見るクライマックスシリーズ(10/23)