戦士の帰還


前のエントリでは緊急渡米する栗原について書いたけど・・・
入れ替わりで、村田修一が帰ってきた。

【WBC】離脱の村田帰国 戦列復帰は5月か
http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090321/mlb0903211824012-n1.htm

言われていた通り、長期離脱が濃厚になってしまった。
3年連続本塁打王に向けて厳しいスタートになってしまうのもあるし、何より巻き返さなければいけない横浜にとっては大きな痛手。
村田を中心とした内川・吉村との強力クリーンアップに加え、松本・細山田・山崎といったルーキーや内藤といった若い力も出てきた。
投手次第では台風の目の可能性すら秘めているチームだけに・・・痛すぎる。
村田のコメントからも、WBCへの無念と共に、ベイスターズに迷惑をかけてしまう辛さが伝わってくる。

ただ・・・
「悔いはない」
「若い選手たちが、次の大会にも出たいと思うような結果で帰ってきてほしい」
という言葉に、あらためて「男・村田」を感じた。
昨日の今日で、ショックでコメントが出せなくても不思議はないのに・・・。

今回の大怪我で、またWBCへの選手派遣についてはいろんな意見が出ることだろう。
でも、当の本人がそれを制すようなコメントをしているというのが凄い。
・・・それもね、北京との違いのような気がするんだけどね。

確実に言えるのは、村田修一はまた男を上げたということだ。
あとは、準決勝・決勝を残す侍JAPANこと日本代表の奮起と、主砲を欠いての戦いを強いられる横浜ベイスターズの健闘を祈るばかり。