1次ラウンド vs韓国(03/07)


初戦で中国に勝った
とはいえ、スコアほどの快勝とは言えない、どうにもすっきりしない勝ち。
大きな不安を残したままで、宿敵・韓国戦。

http://www.nikkansports.com/baseball/wbc/score/2009/wb05758003072009.html

・・・ええええええええええ???
まじでえええええええええええええええ?????

なんかもう、1回からずっとそんな感じ。
北京でも日本を封じ込め、そう遠くない将来きっとメジャーに行くであろう金廣鉉を2回途中で引き摺り下ろすなんて。

とにかく、試合開始早々のイチローのヒット。
「韓国も、スランプだとかうるさい奴らも、みんなまとめて黙らせてやる」
そんな気持ちがあったのかどうかはわからない。わからないが、不安説を一掃するだけの一打だった。
中島・青木と続けてセンター返しで早くも1点、更には左腕対策でスタメンの内川の2点タイムリー。

もう、ここで勝負あったんじゃないかと一瞬思った・・・
とこで、金泰均の特大アーチ・・・うわー。確かに失投だったけど、あそこまで飛ばすかよ。

でも、嫌なムードでズルズルいかない。
中島の押し出し四球・青木のショートゴロの間に、それぞれ1点ずつ追加。
そして、韓国の息の根を止める村田の3ランホームラン・・・
まぁ、正直、ドームランじゃね?とは思ったけど・・・
「せめて犠牲フライは欲しい」場面できっちりあれだけ飛ばしたというだけでも、日本の4番としての仕事は果たしていたと思う。
スタンドインはおまけみたいなもので。

それから後はもう、すっかり日本ペース。
まさかコールドになるまで差がつくとは・・・。
渡辺俊介・杉内を1イニング使うだけで済んだのも大きいか。
ストレートの四球→ボーク→死球、と1人バタバタした岩田も、まぁ今日の展開ならばご愛嬌か・・・なんだかんだで無失点だし。

とにかくはっきり言えること。
徹底的に韓国対策をやってきたんだろうな・・・そして、それがハマったんだろうな。
あれだけ積極的に振っていき、しかもそれが成功するんだから、よっぽど対策が的確だったのだろう。
文句なし。本当に。

・・・ただ。
韓国とは、まだまだ対戦の可能性がある。
早ければ明後日戦う可能性があるし(そして、おそらくその可能性は相当に高い、韓国vs中国の勝者だから)。
前回WBCのお返しをされる可能性も残っているということだ。
何せ相手は韓国。日本に雪辱するためなら何だってやってくるはず。
今日の歴史的圧勝に驕らず、更なる対策を練っていってほしい。

でも・・・
ひとまず、1次リーグ突破決定!
もちろんそれは最低ラインのノルマであったとはいえ。
まずは安心。

今夜は美酒に酔う方向で(もう飲んでますw)。