吉岡雄二はまだ諦めていない


以前書いたエントリで、その先行きを案じていた吉岡雄二
二度の合同トライアウトに参加し、どちらも1安打のみ(1回目は単打、2回目は本塁打)とはいえ意地を見せた。
だが、獲得に動く球団が出たという話はなく・・・。
年末になり、そして年が明けても、彼の名前がニュースに出てくることはなかった。
ずっと気になっていたし、時々検索をかけたりもしていたし。
吉岡雄二 トライアウト 結果」なんていうようなキーワードで検索をかけてこのblogに来てくださる方もいたりして。
公式blogなどを持たない彼(楽天時代にチームに用意されたblogを何度かは書いていたようだけど、今はblog自体削除されている)、情報もまるで入ってこない。
そんな中、このニュースが。

楽天・吉岡が米球界挑戦!アジア圏も視野
http://www.sanspo.com/baseball/news/090220/bsr0902201141005-n1.htm

びっくりした・・・
彼の名前を久々に見て、嬉しかったのは嬉しかったけど。
アメリカ挑戦はかなり厳しいだろう。確かに日本人の大ベテラン投手が海を渡るケースが増えてきているが、投手と野手は違う。
更に言えば、彼のプレースタイルを考えると、一番通用するのが難しいだろうというのも想像が容易だ。
アジア球界も、韓国は言うまでもなく、台湾も相当レベルが上がってきている。
・・・厳しいんだろうな。

個人的には・・・
日本の独立リーグで、コーチ兼任選手という形はないのか?とか。
四国・九州アイランドリーグBCリーグ、そして今年から始まる関西独立リーグ
死に物狂いでNPBを目指す男たちが集まる場(あ、関西独立リーグには女性選手もいますね)。
もしかしたら、指導者や生きた見本となるベテラン選手を一番欲しているのは独立リーグかもしれない。
そんな中で、吉岡の実績に裏打ちされた技術はきっと大きな意味を持つはずだ。

・・・なんて、余計なお世話か。もしかしたら、とっくにその線は当たっていたのかもしれないし。
(てゆーか、あの彼が米球界に通じる代理人を見つけてくるとは・・・)
今は、彼の挑戦を見守るしかない。
そして・・・できれば、彼の情報がまだ近いうちに聞けることを祈る。
それも、願わくば、良い話を。